[en] ■■ 超軽量椅子『スパーレッジェーラ 』 リ・デザイン考 ■■■■
1951年・イタリアの建築家、ジオ・ポンティのデザインした
『スーパー・レッジェーラ』超軽量椅子。
学生時代、デンマークの家具デザイナー「ハンス・J・ウェグナー」の
『ブル・ホーンチェアー』を中央線・国立駅前の本屋で立ち読みした
雑誌で見た時、「椅子でこんな表現が出来るのなら、自分もやってみたい」と
その場で椅子を人生のテーマに決めました。同じ時期、東京・新宿のデパートで
『スーパー・レッジェーラ』の現物を見た時は、その美しさとその軽さに驚きました。
その数日後に偶然 、大学の図書館で雑誌『室内』NO190でその分解した写真を
見た時は、その座枠の構造に改めて驚きました。
木材という素材をこれ程 細く使っても椅子として問題が無いという事実に興味が湧き、
木の持つ特性の不思議さを感じると共に座枠と脚に同時に荷重を分散させるという、
その細いフレームならではのジョイントの考え方に畏敬の念すら覚えました。
卒業してからも軽量椅子というテーマは、頭から離れず木材の持つ限界強度を知りたくて、
樹種の違いによる物理上の数値の確認と,それらを加工する道中の感触、育ち方による強度の
ギャップなどを確認、経験値と計算値を加味しながら形、図面に反映させ、その繰り返しで
現在に至っています。
当初 数年間 荷重を座枠と脚に分散させるジョイント法を考えていましたが、
軽量椅子を考えるに当たり、このジョイント法にこだわると亜流になってしまうと反省し、
一般的な構造で細い脚の椅子の実例はないかと探していたところ
『シェーカー家具』に出会えました。
オーソドックスな構造ですが、時の流れに耐えた形だと思っています。
オーソドックスなジョイント法でも「何とかなる」と思い始めていた頃 、
モデラーの宮本茂紀氏がやはり雑誌『室内』で軽量椅子を発表していました。
座枠のジョイント法はスーパーレッジェーラの座枠の三枚組継の部分を核(さね)を
使ってより作り易くしていました。
見本市でその椅子に座る事が出来ましたが、確かに軽いけれども
背の角度が浅く、道具としては問題が有るように思えました。
その後、何かのパーテイで宮本氏にお会いした時 そのときの感想を率直に伝え
「なぜ 後脚の上部を背の角度をとる為に、曲木とか削り出しにしなかったのか?」と訊ねました。
彼曰く「アオダモは粘りが有るので曲木にすると戻りが怖かった。
削出はバットの端材なので大きな材が手に入らなかった。」と
少し不機嫌な感じで話してくれました。
私としてはデザインを起すにあたり、いくら軽くても座り心地の悪い椅子は
「良・よし」とはしません。しかし宮本氏が避けた事をあえてやる気はしませんでしたが、
選択肢のひとつとして検討はしました。
その時から試作は自分でやる事を前提に、自問自答の日々が続きました。
細いフレームで快適な背の角度を得る為に削出しにすると、どうしても
木目が切れて強度が落ちてしまいます。
曲げ木は設備が面倒だし・・・。色々考えた末 後脚の背の位置で
一度カットしそれを必要な角度で再接合する事を思い付きました。
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